相互リンクとリンクファームとトップダウンペナルティ
ふと思ったことがある。
前回エントリーした被リンクによるSEO対策について、であるが、もし私がYahoo!やGoogleの担当者であれば、間違いなくこうした状況はチェックしているだろう。
そして何を思うか?
お金で買われたリンクだけで上位表示されるサイトが果たして本当にユーザーが望むサイトなのか?という、ごく当たり前の疑問だ。
何度もいうが、Googleのページランクが高くても、該当のキーワードで上位表示できるわけではない。
Googleも認めているようにページランクは一つの要因でしかない。
現実にページランクが高くても私の商用サイトより下位に位置するサイトは相当数ある。
何故、そうなのか?
それは単純に枝葉末節のSEO対策に時間を費やし、本来のサイトの充実という観点がゲッソリと欠落していることが原因だろう。
以前のMSNはリンクファームにことのほか厳しかった記憶がある。
私の商用サイトはインデックスがどんどんと削除された経験がある。
知らず知らずのうちにスパムを行ってしまったのだろうか?という懸念から、メールで問い合わせてみた。
回答は「必要以上に厳しい制限を設けてしまって、お客様にご迷惑をお掛けしました。春先(今年の4月ころ)には改善される予定です」といった内容のものだった。
耳慣れない言葉に戸惑う読者もいるだろうから、簡単にリンクファームを解説すると、特定間のドメインでリンクを張り巡らす行為をそう呼ぶ。
A、B、C、D、E、F、Gというドメインの異なるサイトから私のサイトにリンクをはり、私のサイトからもリンクを返すといえば分かりやすいか。
SEO業者のこうした被リンク対策によるリスクを熟知していなかった当時の私にとって、Aというサイト、Bというサイトと個別に相互リンクをしているという認識でしかなかった。
だが、そのAとBについてある特長的なサイトの作り方であること、そして相互リンクを申し込んでくる人間が常に同一であることに気づいた。
つまりはSEO業者がサイトの作成を請け負い、相互リンク先として確保している私の商用サイトへ、作成されるたびにリンクを申し込んでくるのであった。
相互リンクのサイトは常に同じサイトだ。
さらにリンク順も常に同一。
答えは簡単で、リンクのページはどのサイトも同じページを貼り付けているだけの事である。
このことが分かった時から私は自分のサイトから、そのSEO業者から依頼されたリンクを全て削除した。
勿論、削除する旨も相手に伝えた。
しかし今でもその業者は新しいサイトが作られるたびにリンクを依頼してくる。
勿論、相互リンクの依頼には応じないが…。
MSNでのインデックスは春には回復しなかった。
だが今現在、相当数のインデックスは戻ってきている。
そして何より驚いたのは、その業者が作成したページへのリンクを削除した後、Yahoo!の順位が3つか4つ上がったことだった。
つまり何がいいたいか?といえば、私たちが位置する地点よりも遥か高い地点から、検索エンジンはサイト間のそうした癒着構造を見抜いている、ということだ。
癒着によってつくられた順位を検索エンジンは評価するのだろうか?
お金で買われたリンクによって与えられる3流の情報を皆さんは欲するのか?
自分で考え、自分の確信をもとに、全て自己責任でSEO対策をして、それで失敗するなら、まだ諦めもつく。
だが、無知を承知で高いお金を払い、高い授業料を払って終わりの対策は、大きな後悔となるのではないだろうか?
SEOについてどう考えたら良いのか分からないという方に、考え方の一端をご紹介する。
トップダウンペナルティについてSEO塾さんでこんなエントリーがされた。
このページにあるSEOスコアについては、私も同意する。
そして一部、引用させていただくが、
つまり、タイトルの先頭や、本文の最初の方、この箇所がSEOスコアが高くなり、さらにペナルティも発動しやすくなるわけだ。
よって、早期発見できた場合の迅速なリカバリーとしては、キーワードを突出させなくすることである。
具体的には、タイトルでキーワードを少しうしろに下げたり、h1やh2などでキーワードの前に形容詞でも何でも置くことである。サイトロゴのキーワードも要注意である。
そして不思議なことに、この逆も効果があるのである。
つまり、もしタイトルでキーワードが先頭にない場合は一番前に持ってくる、見出しタグでも同様である。
「不思議なことに、この逆も効果があるのである」
不思議なことではちっともない。これがヤフーのアルゴリズムなのだ。
どうしてそれが不思議ではなくなるか考えてほしい。
それはキーワードとキーワードの出現間隔が影響するからこそ、そうなるのである。
考えて実行し、そして検証してほしい。
事の本質は教えたつもりである。

