続・ヤフーのアルゴリズム推考
ここ数日、ヤフーのアルゴリズムについて考えていた。
ヤフージャパン、米YST、そしてYSTが買収したALLTHEWEB、ALTAVISTAの日本語検索で見られたSERPSからヤフージャパンの特長をあげてみたい。
- ドメイン年齢の重視。
- 日本語ドメインの加点を軽減。
- ヤフージャパンのSERPSに似ているのはALLTHEWEBとALTAVISTA。
- 米YSTはINKTOMIのSERPS。
1についてはYST、ALLTHEWEB、ALTAVISTAとも共通してその特長がSERPSで確認された。 2の日本語ドメインについては、YST、ALLTHEWEB、ALTAVISTAともに評価されているが、その評価がヤフージャパンのSERPSには反映されていない。 米YSTはINKTOMI、ALLTHEWEB、ALTAVISTAの検索エンジンを買収して完成されている。 だから米YSTのSERPSはINKTOMI、ALLTHEWEB、ALTAVISTAの検索結果を統合して表示されていると思っていたが、こと日本語検索においてはINKTOMIのSERPSのみを表示しているように思う。 でなければ、YSTのSERPSとALLTHEWEB、ALTAVISTAのSERPSが同じでないことの理由が説明できない。 ちなみにALLTHEWEBとALTAVISTAのSERPSは調べた範囲では一緒である。
つまりこういうことが想像できる。 米YSTのSERPSはINKTOMIエンジンのアルゴリズムに沿って順位付けされている。 INKTOMIは現状、サイトをページ単位で評価している。 ヤフーのブログ検索を利用すると、記事との一致のSERPSが表示される。このSERPSにはINKTOMIエンジンの技術が大きく採用されているだろう。 右上にはブログとの一致とあり、関連ブログが列挙されている。 これが通常のウェブ検索と同様に表示される、サイト単位で評価されたブログだ。
INKTOMIエンジンの特長とは、ウェブページのインデックスの速さがあげられる。 ニュース配信に特長があるフレッシュアイがINKTOMIエンジンを採用していたのもそれが理由だ。 ※以前はフレッシュアイはINKTOMIエンジンの独自のSERPSを表示していたが、現在はヤフージャパンと同じになっている。
米YSTのページ単位での評価を確認したのは私のとあるサイトのトップページにキーワードを足した結果から推測できた。 以前はページのタイトルにはキーワードを入れておいたが、今回h1タグにキーワードを追加し、ページのキーワード比率を1%から5%まで引き上げた。 その結果、米YSTで54位であった順位は現在13位にアップした。
ALLTHEWEB、ALTAVISTAでは順位アップは確認されない。 つまりサイト単位で評価しているからだと言えよう。
結論からすれば、トップページの最適化の目安は米YSTの表示を参考にすることが最良といえる。 そしてサイト単位での評価はALLTHEWEBとALTAVISTAだ。 ヤフージャパンは各々のエンジンが収集したものから、最良の組み合わせでランク付けをしている。
またヤフージャパンのリンクの独自性は、YSTでもALLTHEWEB、ALTAVISTAでも確認されない。 いわば、これもまた最良の組み合わせを駆使した独自性である。 キーワードに関連したサイトからリンクを受けるサイトの評価を上げる。 ヤフージャパンが独自の検索エンジンを持たないからこそ出来る、良い所取りの優位性である。
ヤフージャパンで「ヤ」で検索した際にグーグルで表示される「ヤマト運輸」が表示されない謎に迫ったエントリーを書いたのだが、あれは「ヤ」でSEO対策をするサイトがないだろう事から推測すれば、ヤフージャパンの検索機能の主要エンジンはINKTOMIではないのか? 皆さんのご意見があれば拝聴したい。

