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2009年7月25日のYahoo!変動は、あるデータボックスのデータが加えられなかったことが原因

2009年7月25日に発生したYahoo!の変動は、あるデータボックスのデータが加えられなかったことが原因だった。それに起因したと推測するHIT件数の変動について検証した。
大きな変動も起こらず、平穏無事な日々の中、に精を出しているウェブマスターにとっては、サイトの最適化に集中できる日々とも言えるだろう。だが、何1つ変わっていないか?と言えばそれは間違えで、によってはHITする件数に大きな変動があるようだ。

キーワード検索でHIT件数に変動

私の商用サイト、主要キーワードAのHIT件数は、ここ最近急増している。Yahoo! JAPANにの変動はなく、を見る限り、Yahoo! Search Technology(YST)では行われていない。(13日付記事「」を参照のこと。) HITの増加は、Inktomiの働きによると言えるのではなかろうか?
22日付記事「」で、Yahoo! JAPANの「Yahoo seo」検索でHITする件数は約174,000,000件と報告した。本日の検索結果でHITするのは約141,000,000件であるから、330,000,000件の減少である。Yahoo!のを論じるサイトが閉鎖され、それによる減少も考えられるが、同時に同義語設定の問題も見過ごすわけにはいかないだろう。
以前はハイライトされなかった “Yahoo!” の “” 入り表記が、現在は “Yahoo” の検索キーワードでもハイライトされるようになったことは、2日付記事「」で伝えた通りである。言うなれば、Yahoo!は何もしていないのではなく、何かをするための再準備を周到に行っていると考えられる。

Yahoo!変動はデータ不足が原因

そこで思い出すのが7月25日に発生した、Yahoo!の変動→リセットの怪である。一説では、あるデータボックスのデータが加えられなかったため、HIT件数に遥かに満たないサイトしか表示されない不具合を露出させてしまったらしい。
ならば、この一連のHIT件数の変動は、そのデータボックスのデータを改める作業の表れと言えるかもしれない。改められ精査されたデータが整備された時、そのデータボックスは加えられ、大きな変動が起こると予測している。(2009年7月26日付記事「」を参照のこと。)
このデータの精査に、どれくらいの時間が掛かるかは分からないが、唯一言えることは、そのデータは検索順位に大きな役割を果たしているだろうことだ。古いseo情報がHITしても、それは検索ユーザーの利便性にはならない。その意味で最新で、かつ、有益だろう情報の精査は、の新しさ、しているサイトのオーソリティ度によって計られるのだろう。
検索エンジンの検索結果は、真実を保障しない。ただ、真実を推測するのみだ。seoについての真実が仮に100%語られているサイトだろうと、クローラーという名のロボットは真実を見抜くことはできない。オーソリティ度の高いサイトから多くのリンクを受けていること、そして、多くの検索キーワードがされていること、それから推測しているに過ぎないのだ。
の充実と共に、リンクが発生する仕組みを考える必要がある。Yahoo!ブックマークも貴重なリンクとなりうることを再認識しよう。サイトを持つ者より、持たない人の方が遥かに多いという真実を理解し利用するのだ。ブックマークは、なき純粋なるリンクである。
追記:今現在、「Yahoo seo」で検索するとHITするのが約141,000,000件である。記事を書いていた時のHIT件数と異なっていることを明記しておこう。2009年8月4日AM11時50分現在。

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